コーチング×人事の知〜理想的キャリア創造!〜

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やる気が出ないとき!

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どうしても、やる気が出ない。そんな時には、とりあえず休みましょう。より良いキャリア&ライフのために、休むことは大切な"活動"です。

 

全力で休むこと

「休み」と言うと、旅行に行く、買い物に出かける、といった行動を思い浮かべる方も多いと思いますが、「全力で休む」ことが重要です。スマホなどのデバイスと同じで、充電できたと思っても、例えば20%充電完了になったとたんにあれこれ仕事を開始してしまうと、またすぐに電池切れとなってしまいます。

 

できるだけ何もしないで、休む。むしろ休むことをするのです。例えば、◯時までは寝続けるもしくは丸一日横になって休むと決め、何かやりたくなっても、できるだけ我慢して休むといったことをおすすめします。

 

自衛隊などでも、甚大な被害のあった災害被災地への派遣など、過酷な任務で疲労が蓄積した隊員に対しては、一定期間以上、「強制的に休ませる」ことがあるようです。

また、大正時代の精神科医森田正馬によって開発されたメンタル疾患の治療法「森田療法」においても、生活に必要な行動以外を禁止して1週間ベッドに横たわらせ、その後徐々に負荷の高い活動をしていくといった方法が治療のために採られています。(現代でもこの治療法を用いている医療機関が実際にあります。)

 

上記はやや極端な例かもしれませんが、どうしてもやる気が出ない、という場合には、日常でもできる範囲で、休むことに全力を傾けてみてください。

 

頭を休ませる

そうは言っても仕事や子育てに追われ、まとまって休めない方も多いと思います。そんな場合には、瞑想、坐禅などによって、短時間で良いので、頭だけでも休ませてみましょう。

 

坐禅などを体験されている方はご存知と思いますが、ポイントは何も考えないことです。できる限り、頭を空っぽにし、何かの考えが浮かんできても流すのです。これが意外と難しいのですが、ひたすら自分の呼吸に集中するというのも1つの手です。

人間は、普通に生活をしていると何かしらずっと考えている状態にありますので、脳を使わない時間を作ることで、リフレッシュを図ることができます。

 

他にも、最近流行りのサウナでも近い効果が得られる(界隈では「ととのう」と表現)そうなので、自分に合った方法で頭を全力で休ませてみてはいかがでしょうか。

 

 

クリエイションコーチン

Creation Coaching

代表・HRコーチ

中村 公省 Kosei NAKAMURA