コーチングの効果とメリット
自身がクライアントとしてコーチングを受けた経験から感じた、コーチングの効果やメリットについてまとめてみます。
私の場合には、コーチング事業を開始するにあたり、約2ヶ月、プロコーチにコーチングをお願いしてみました。
考えていることが整理できる
自分でノートに書き出すだけでも、考えを整理することはできます。しかしながら、コーチに伝わるように、言語化することで考えはより整理され、洗練されていきます。主観の世界を客観化することは実現への近道です。
私の場合、副業の開始にあたって、事業計画をつくり、コーチに見てもらいました。人に見せるものをつくる過程そのものが有効でもありましたし、コーチに説明をし、質問をしてもらう中で、さらに考えが整理されていき、確信と自信につながっていったように感じました。
承認される
承認であり、評価ではないのがポイントです。ごほうびをもらう、つまり、誉めてもらうでもなく、また、否定されることもなく、「OK、なるほどね!」と認めてもらうこと、無条件に肯定されることは次に進むための大きなモチベーションにつながります。
一見、誉められることも良さそうに思えますが、他者に評価されるために頑張るというのは案外長続きしません。結果的にそれは自分のためではなく、相手のため、になってしまうので、他者基準での行動となり、自分が本当にありたい姿を実現することからかえって遠ざかってしまう懸念もあります。逆に言えば、認めてもらうことで、自分軸で進められる、自分が本当にありたい姿を追求できるのです。
私の場合も、コーチの反応やフィードバックを通じ、副業立ち上げへのモチベーションを保ち、高めることができたと思っています。
異なる視点を見つけられる
コーチからの問いかけやフィードバックによって、足りない視点、新たな発想を得ることができます。正確には、さまざまな気づきを得ることができます。
私の場合には、単なる副業の成功という点にとどまらず、コーチングを通じ、長期的なキャリアビジョンを考えるきっかけを得られました。また、取り組むべき順番や不足している準備に気づくことができ、リスク回避にもつながりました。
確実に行動できる
コーチに前回からの進捗を報告することで、着実に一歩、前に進むことができます。ある意味、コーチの存在そのものが行動を促すとも言えます。
また、コーチは指示することはしません。クライアント自身が行動を決めて、実行できるよう、問いかけやフィードバック、応援を行います。実はここがポイントで、自分で決めること、コーチにそれを宣言することで、真の内発的動機づけにつながり、確実に行動することができるのです。
そして、実際に行動し、それをコーチに認めてもらうことで、自信や自己肯定感を高めることができ、更に次のステップに進むことができます。
私の場合も、コーチングによって、休日の限られた時間の中で確実にタスクを実行し、副業をスタートすることができました。性格的に、コーチを雇わなくても、自分でタスクをこなしていけると思う人もいるかもしれません。私も、きちんと期限までに宿題を提出するタイプではありますが、コーチをつける前後では、実行の確実性はもちろん、行動の量、質両面において明らかな違いが出たように感じました。
これ以外にも、さまざまな効果やメリットがコーチングには存在します。ぜひ、皆さんもコーチングを体験してみてください!
クリエイションコーチング
Creation Coaching
代表・HRコーチ
中村 公省 Kosei NAKAMURA