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超要約&超予測!採用市場の今とこれから

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今回は2つの記事・レポートから採用市場の今を紐解き、これからを考えてみたいと思います。

 

本来は産業構造や企業数、人口構成、教育機関の実態や学生数、リファラル採用等採用手法の変化、副業実施者数、非正規雇用者数・・・などの考慮も必要ですが、個人による超要約&超予測ということでご了承ください。

 

まずは新卒採用に関する記事から。

日本経済新聞(2019年10月15日)

日本経済新聞社が15日まとめた2020年度の採用状況調査で、主要企業の大卒採用の内定者数(20年春入社)は、19年春入社数と比べ0.5%減だった。前年実績を下回るのは9年ぶり。銀行・証券がともに2ケタ減と採用抑制を続けていることが響いた。

大卒内定者9年ぶり減 本社調査、銀行・証券2ケタ減: 日本経済新聞

 

新卒採用減少。リーマンショック後の採用以来。銀行等の金融業界での採用抑制が影響とのこと。詳細を見るに、高卒、専門卒と大卒文系の減少が顕著のようです。

 

では、中途採用市場はどうでしょうか?

2019年10月15日発表 DODAエージェント転職求人倍率

【転職求人倍率】求人倍率は2.52倍。求人数は前月比では減少したものの、前年同月比では増加。求人数の多い状況が続く |転職ならdoda(デューダ)

引き続き、求人数や求職者数は増加。サービス業界などはやはり人手不足なのでしょう。特に顕著な増加は金融業界。

 

金融?新卒と異なる動き?

しかしながらよく見ると、金融と言っても、保険や金融機関のITエンジニアの募集が増えているようです。今回は、特に後者に注目して考察してみます。

 

一見新卒と中途で異なる状況にあるようですが、あくまでそれぞれ分けて見たときの状況であり、実際には、一つの流れの中にあると考えられます。

 

  1. 機械化、AI技術の活用拡大。労働力がIT、ロボットに置き換わるという流れは必然
  2. 多くの企業は新卒採用をやはり長期的投資と考えている。数年後、ルーティン的要素の多い事務作業など、IT等による代替で、労働力が必要なくなるであろう業務については、新卒採用を控える流れに
  3. ただし、短期的にはIT化のために人が必要。即戦力確保!ということで中途採用の求人が増加

 

・・・ということだと考えます。

 

 

さらにこの先の採用市場や労働環境はどうなっていくのでしょうか。ここからはある程度、私の推測になりますが、単に人が機械に仕事を奪われてしまうと言うよりは、全産業における、職種の構成が変わってくると言う方が現実的なシナリオだと考えています。

 

一例ですが、医療介護分野では治療よりも人間的なケアへ。事務・窓口業務においても、機械的・マニュアル型対人サービスから、有機的・ケア型対人サービスへ。マネージャーの役割も管理から育成へと比重が移る。また、そうしたケアする人をケアする人、育てる人を育てる人のニーズが高まってくるのではないでしょうか。

 

まさに、コーチングやカウンセリングの果たす役割が大きくなってくるとも言えます。

 

 

クリエイションコーチン

Creation Coaching

代表・HRコーチ

中村 公省 Kosei NAKAMURA