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長男長女はよく褒められ、よく怒られる

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お正月休みということで、連日2人の子ども(長男4歳、次男0歳)といつも以上に触れ合っています。そして、いつも以上によく叱り(怒り?)、よく褒めています。あらためて感じるのは、男三人兄弟の長男だった自らのことを思い出してみても、長男長女は「弟妹よりも多くの感情が交錯する場所」だということ。もちろん、多少のバイアスはあるだろうけれど、幼い頃には親戚からの賞賛も、父親からのパンチも、弟たちよりも多くいただいてきた記憶がありますし、他の家の話を聞いても、長子の方が割と親とドンパチをやっている率が高いように感じます。(一度弟は厳罰を喰らって庭の木に縛られていた記憶があり、程度で言えば彼の方が上ですが、割合の話で言えば私の方が上のように思います。※注:上記は平成の話です。笑)

 

自身の長男から分析するに、なぜ怒られるのかというと、1つの見方としては、①親や大人の期待があるから、そして②失敗するからだと思います。

長子の場合、下の子どもと比べて相対的にしっかりしているように見えること、また、本人にしっかりしようという意気込みがあるからこそ、親や大人は当人の実力以上に無意識に期待をしてしまいます。このため、失敗したり、やらかしてしまった時に、大人が抱く期待とのギャップから大人のお叱りを受けるのです。

では、なぜ失敗するのかというと、チャレンジしているからです。できそう!やりたい!と思って行動を起こすことで失敗が生まれてくるのです。

 

本来なら、人材育成に携わる身としては、プロセスをニュートラルに見て、取り組んだ事実をまず評価すべきなのですが、どうしても失敗した結果にのみ注目して怒ってしまっています。難しいものです。

それにしても、子どもと向き合うことは、下手なセミナーやワークショップよりも学びがあるものだと思いました。お互いに家族相手という甘えから感情爆発してますし、だからこそ、振り返り、内省ができれば尚のこと、たくさんの気づきがあるように思います。(まず怒らないのがある意味一番ですけどね!)

 

そんな家族との時間を、お互いの成長のためにも、なるべく増やしていきたいものです。(適切なバランスはとりつつ。)家族に限らず、大切な友人や仕事の仲間との情緒的な交流と置き換えても良いと思います。本業・副業を通じて、より多くの人が、そうした時間を量的にも質的にも増やしていけるよう、さまざまな形で支援していきたいとも感じました。

 

 

クリエイションコーチン

Creation Coaching

代表・HRコーチ

中村 公省 Kosei NAKAMURA