人材育成は語れてしまう問題
教育や人材育成、人事に関する議論は盛り上がりやすく、時に炎上しやすいものです。
要因は単純で、誰でもそれらしく語れてしまうから。誰しも教育や人材育成制度や人事制度の対象となったことがあり、当事者として語れてしまうわけです。しかも、自身の人生そのものに影響するものだけあって、思いや熱量を込めて、自分ごととして議論ができるのです。
もちろん、ユーザーの声は大切ですし、現場の思いは大事にしなくてはなりません。より良いものを創るためには、インスピレーションやパッションも必要です。
ただし、過去の経緯をきちんと踏まえて考えられているか、組織や社会全体のバランスを考えることができているか、といったことがもう一方で非常に大切になってきます。
議論することは良いことですが、冷静さ、客観的視点は大事にしたいですね。
特に、人事や人材育成、人の成長に携わる身としては、パッションと同時に、偏りすぎないニュートラルなスタンスを意識することはもちろん、議論だけをする批評家ではなくて、自ら行動し、何かを創っていくことのできる実践者たりえるかということを念頭に置きたいと思っています。
だからこそ、副業も始めて、よりダイレクトに社会や目の前の人に貢献していくことに決めたのです。
そんな副業で感じたこと、気づいたことを近々まとめていきたいと考えています。お楽しみに!
クリエイションコーチング
Creation Coaching
代表・HRコーチ
中村 公省 Kosei NAKAMURA